この前読んだ 澤田瞳子さんの「火定」がとても面白かったので
気になっていた「与楽の飯」を読みました。
奈良時代、東大寺の大仏造営事業が進む中、故郷から造仏所に徴発された真楯。信仰心など一片もないのに、仲間と共に取り組む命懸けの労役は苦難の連続。作事場に渦巻く複雑な人間模様も懊悩をもたらすばかり。だが、疲れ切った彼らには、炊屋の宮麻呂が作る旨い料理があった。一膳の飯が問いかける仏の価値とは? 食を通して造仏に携わる人々の息遣いを活写した傑作時代小説。
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歴史小説は江戸時代が主流なので
登場人物の名前が外国の人みたいで、なかなか頭に入らない。。。
奈良時代はよく知らないので
この時代に奴隷制度があったことにビックリ。
現代に生まれてよかった。。。
厳しい作事場で美味しいご飯を作る宮麻呂が
なぜそこで美味しいご飯を作っているのか?
結末がとっても面白かったです。
今後も続けて読みたい作家さんです。
お読みくださり、ありがとうございました!