9月に読んだ本 宮部みゆき

この夏老眼が進んだのか、文庫本の文字が読みづらいので
もっぱら電子書籍
電子書籍だと文字の大きくできるし
画面が明るいので暗い室内でも読みやすいから。

でも電子書籍化しない作家さん
東野圭吾、髙田郁、宮部みゆきは本を買って
読み終わった本を母に送り、本の感想を話しあうのも楽しみの一つ

宮部みゆき｜きたきた捕物帖

新刊を楽しみにしている作家のおひとり
宮部みゆき
先週ふらっと本屋さんに立ち寄りましたら
「きたきた捕物帖」の2巻目が平積みされてました

岡っぴき修行中のパッとせず、ちょっと頼りない主人公
誠実な人柄と仕事ぶりが周囲の人に信頼されて
いろんな人に助けられながら事件を解決していきます

ちょっと頼りない主人公の視点で書かれている世の中
だからこそ不条理ややるせなさがいっそう際立ちます
でもそれ以上に
主人公を取り巻く人達は個性的で、それぞれ魅力があり
2巻目で変化やその後の暮らしぶりを読むのも楽しみの一つ

今回は「ぼんくら」、「日暮らし」、「おまえさん」で
活躍した子供だったおでこ（三太郎）が
なんと立派な大人になって登場！！
何度も何度も読み返したシリーズなので
遠い親戚に久しぶりにあったような嬉しさがありました

きたきた捕物帖の3巻の文庫化はいつかなー
図書館で借りようかしら